谷川千佳 西塚em 新田美佳 3人展『ゆめにさまよう』


2014年、大阪で開催した「ゆめにさまよう」展では、
三者三様の夢の解釈、表現を融合させた空間を作り上げ、
好評を博しました。
本展覧会はその続編として同タイトルで、東京にて開催いたします。

独立していた三人の核を繋ぎ作り出したひとつの世界。
より密度を増した「夢」の空間を、ぜひ体感してください。


会期 2015/5/22(fri)-5/31(sun)


ゆめにさまよう

谷川千佳
Chika Tanikawa

ゆめを見ている。 
記憶の中を旅するように、
まだ見ぬ景色に迷い込むように。

儚く愛おしい時間のかけらを集めながら、
夜の闇の中でやわらかな光に出会う。
それはどこかの知らない街にも、
遠くの星にも繋がっている。


略歴
1986年、富山県生まれ。2010年、神戸大学発達科学部を卒業後、
デザイン系専門学校勤務を経て、フリーランスのアーティスト /
イラストレーターとして活動を開始。
現代に生きながら感じる世界や感情を捉え、主に憂いのある
女性像をモチーフとして描く。
国内外で作品を発表し続けるほか、三津田信三「どこの家にも
怖いものはいる」(中央公論新社)の装画を担当するなど、
幅広く活躍。


新田美佳
Mika Nitta

本展では「ゆめに遊ぶ」を個人的なテーマとし作品を
展開します。ゆめという無秩序の世界では人間そのものが
あやふやな存在だと感じる。
社会という秩序のある世界を取り払った時、人間とは
一体どういう存在なのか。その脆く不確かな定義に対し、
ゆめは信義を投げかける。そこで自らゆめの世界に飛び込み、
種を超えた生命の自由を構築することで実体として
「生きている」とはどういうことかを考えたい。
それは虚構かもしれないが祈りでもあるように。


経歴
1986年、茨城県生まれ。奈良県在住。
2010年よりイラストレーター/アーティストとしての活動を開始。
普段目に写らない世界に想いを馳せ、アニミズム的思考を通し少女と生き物が共存する世界を描いている。
現在は東京大阪を中心に活動を行っている。


西塚em
Nishizuka emu

夢は記憶の残骸だった
残骸から伸びた脆い芽だった
その芽は好き放題に伸びて繋がり、
繭のような形をつくった

よい夢が虚無をはらんでいるように
繰り返す悪夢が慰めを抱くように
その内外は違う色彩で出来ている
瞬きひとつでかき消えるやわらかな繭を
これから観察していこうと思う 


平成一期生。京都在住。
透明水彩を使用。
「ソフトアングラ」をコンセプトに花や虫を愛でる。
共生と寄生から成り立つ空想上の擬似博愛空間を描く。
関東、関西での展示活動の他、書籍の装画なども手掛ける。
 



The Artcomplex Center of Tokyo
アートコンプレックス・センター
東京都新宿区大京町12-9
tel/fax 03-3341-3253
B1F artcomplex hall
11:00-20:00 最終日は18:00まで
月曜休館