1年間の海外研修を経て、
大西伸明、満を持して帰国後初個展を開催!

Vacuum - Venus de Milo
Vacuum - Venus de Milo paint on resin,
27 x 30 x 32 cm, 2014


オリジナル/複製という物事の捉え方への再考から、
本質を探り出すべく、"薄さ"や"反復"といった手法を用いて、
一見するとリアルでも感覚的に違和感が残るような立体や
平面作品を制作する大西伸明。
ときに意表を突くユーモラスな表現のわずかな隙間から、
別の視点でのものの見方を提示し、
そこから何が見えてくるのかを投げかけてきます。

今回、ギャラリーノマルでの3年振りとなる個展では、
2タイプの新たな試みに挑戦します。 1つは"Vacuum"(真空)と
名付けた立体作品。もう1つは、前回2012年の個展時に考案、
発表した”スループリンティング(※)”を発展させた平面作品。
いずれも大西の思考が先鋭的に表現された魅力溢れる展示となります。

※スループリンティング(Through Printing)
大西が新たに考案した、スクリーン印刷を応用した技法。
スキージによってインクをこし出す通常のスクリーン印刷とは異なり、
インクを吹きつけることでイメージを定着させる。
版と支持体の距離によって焦点をコントロールしながら、
「集中と拡散」という相反する状態を一度につくり出すことが出来る。 



作家コメント

人間の身体は内部を外にはさらしていないが、
胃や腸の中も竹輪の穴のようなモノで外側みたいなものだ。
人間の身体を輪切りにしてみたところで出てくるのも内外両方の表面だ。
型取りして面白いのは、複製物を薄っぺらく仕上げることで
実際には無い仮想の裏側を作ることができることだ-もちろん仮想の表側ともいえるー。
その裏側の存在感や境界をあれこれ操作して、
表面がまるで内側の影になるようなものになれば、
両義的なバランスがほんのり崩れて危ういものになると思っている。


2015年5月23日 (土)〜6月20日 (土)
大西伸明 : Vacuum
Opening Talk: 2015.5.23 sat 18:00 - 無料


大阪市城東区永田3-5-22
電話 06-6964-2323
13:00~19:00 
日曜・祝日休廊 ¥無料