現在開催中の、学園前アートウィーク2015に行ってきました。
さて、南口改札を出るとアートウィークのピンクののぼり旗がずらっと並んでいます。
地域をあげてイベントやってる感が出ていてなかなか良いです♪

学園前アートウィーク1


案内で公式チラシを送っていただいたので、地図を見ながらまわりました。
まずは一番近い、会場(1)学園前ホールラウンジへ行こうと試みました。
会場(2)の奈良市西部会館5階というのはすぐわかりましたので、地図上でその手前の
学園前ホールラウンジ…。
しばらくうろうろして、家具のショールームに入って聞いてみるもわからないとのこと。
仕方がないので、先に会場(2)の奈良市西部会館5階へ行こうと、奈良市西部会館に
入ってみると案内が出てて、会館の3階に学園前ホール ラウンジがありました。
後で公式サイトを見てみると確かに『会場:学園前ホール ラウンジ(奈良市西部会館3階)』
と書いてありますが、チラシには書いてありませんので、ちょっと迷いました。
気を取り直して会場(1)学園前ホールラウンジへ。こだまだいすけさんの写真作品3点です。
学園前周辺の決めた地区にある交差点を撮り、各地区で数百枚ものそれを重ねてプリント
してあります。
鉛筆で描いたようなぼやっとかすかな交差点の画でした。

学園前アートウィーク2

 
(2)の奈良市西部会館5階は、住民による昔と現在の学園前の写真展でした。

会場(4)のGALLERY GM-1へ。稲垣智子さんによる映像を主体とした
インスタレーション作品で、女性が男性服を使って、あたかもそこに男性がいるかのように
男女の関係や心情を表現します。4作品が屏風のように展示されていて面白いです。

学園前アートウィーク3

 
会場(7)の大和文華館文華ホールへ入ると、線路に見立てた木製の通路があり、
正面には巨大な大仏様の顔が、左手には奈良や山形の風景を描いたという
巨大な屏風は三瀬夏之介さんの作品です。

学園前アートウィーク4

 
右手には奈良ホテルのラウンジの写真をコラージュして、
そこから得たインスピレーションで描いたという絵は狩野宏明さんの作品です。
(解説していただいた人の説明のままなので、合っているかよくわかりません。)

学園前アートウィーク5

 
その他は、帝塚山大、奈良教育大、東北芸術工科大の生徒による、沿線にちなんだ作品が
散りばめてあります。
大和文華館文華ホールは奈良ホテルのラウンジをそのまま移設したという内装で建物にも
興味深いです。

 
会場(6)の淺沼記念館。ここは見応えあります。中島麦さんの畳大の作品が和室に
埋まっていたり、

学園前アートウィーク6


洋室の壁面にある平面や銅像やガラスの灰皿に着いている可愛い立体まで
手がけたマリアーネさんの作品があったり、

学園前アートウィーク10

学園前アートウィーク11


茶室や廊下や風呂場に馴染んだ鍵豪さんの作品があったり、

学園前アートウィーク7

学園前アートウィーク8

学園前アートウィーク9

 
洋室からベランダにまたがった檜の彫刻やドローイングが印象的な
安藤栄作さんの作品があったり、

学園前アートウィーク20


自身の鼓動を聴診器で聞きながら、それに合わせて全裸で肉の塊を
殴り続けるという伊東宣明さんの映像作品があったりします。

学園前アートウィーク21

 
中でも一番好きなのは森末由美子さんの作品です。
一見すると自然すぎて違和感が無いのですが、金魚鉢やグラスに小さな穴が
開いていて、容器内どころかレースのテーブルクロスと一体化してあったり、
まるで水面にレースが浮いてるような刺繍を施してある作品や、
針金を一筆書きにした文字など、彼女の丁寧な仕事は以前から拝見していますが、
見せ方やこだわりに妥協がなくて気持ち良いです。
画像では伝わらないので、是非ご覧ください。

学園前アートウィーク13

学園前アートウィーク14

学園前アートウィーク15

学園前アートウィーク16

学園前アートウィーク17

学園前アートウィーク18

学園前アートウィーク19


会場(5)の中村家住宅には、建設中の家や取り壊される家をテーマにした
西川茂さんの絵画と、

学園前アートウィーク29

学園前アートウィーク28


旧家やその庭には違和感があるものの、それがユニークな空間を
作っているクニトさんの立体作品が設置されています。
(シブい平面作品もさりげなく展示してあります)

学園前アートウィーク25

学園前アートウィーク23

学園前アートウィーク24

学園前アートウィーク26

学園前アートウィーク27


 
会場(3)の帝塚山大学18号館2階では、
ピン前川さんの写真作品が展示されています。
おじいさんや自身の家の様子が作品になっていますが、
壁面のだけでスルーしてはいけません。

学園前アートウィーク30

 
机の上にアルバムがあり、文字と共にその写真が収められていますが、
これが面白い。
おじいさんが亡くなって火葬場で焼かれて遺骨になった時の詩?コメント?が、
不謹慎であるけど笑ってしまいました。
これ以外にもなかなか言葉にセンスがあるので楽しめます。

学園前アートウィーク31

 
体育館には大西康明さんのインスタレーション作品があります。
中にダンボールっぽい物をベースにし、送風機で大きなビニール袋に
空気を入れたり止めたりして、まるで呼吸しているような立体物が3つありました。

学園前アートウィーク32

 
今回が1回目のイベントで、先に述べたような欠点はあったものの、
至る場所に目立つのぼりがあったので、道を迷うことがなかったし、
地域でイベントやってる感が出ていたので良かったです。
ゆっくり見て約2時間半くらいで全部まわれました。
 
淺沼記念館(元淺沼家)は作品だけでなく、
高度経済成長期を感じさせる室内そのものも素敵でした。
コーヒーやクッキーなどの飲食もでき、休憩することも可能です。

学園前アートウィーク22



開催期間:平成27年11月7日(土)〜11月15日(日)*9日間 
会場時間:10:00〜17:00 *
※中野美術館は10:00〜16:00となっております。
他会場は全て10:00〜17:00です。



また土日はスタンプラリーも開催されます。9会場全制覇すれば、
素敵なプレゼントがもらえます(会期中土日の4日間のみ開催、各日先着50名様のみ)。