森美術館で開催中の、村上隆 個展『五百羅漢図展』に行ってきました。
14年ぶりとなる大規模個展。全作品、日本初公開!

村上隆『五百羅漢図展』_382

 
事前にメイキング動画を見てこれは凄い!と思いましたが、
実際に行ってみると想像以上の圧力です。
 
『五百羅漢図展』は、高さ3m2cm×全長100mという今までにみたこともないサイズ。
中国の古代思想で東西南北を司る四神(青竜、白虎、朱雀、玄武)を
メインにし五百近い数の羅漢や動物達により4面で構成され、
宗教と芸術、人間の死や限界をテーマとした会心の作品です。
海外での発表時は一部が未完成だったため、今回の展示は完成版
『五百羅漢図展』の世界初公開ということです。

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村上隆『五百羅漢図展』_489

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『五百羅漢図展』はコアのスタッフ20名と日本中の美術大学から
200人を超えるスタッフとともに、全長100メートルに及ぶ巨大絵画を
約1年で完成させたらしく、スタッフのスケジュールシフト、
研究資料やスケッチ、作品の下図や指示書など、制作に使用された
膨大な資料の一部を展示されているので、アニメと同じ様に組織にて
分業で作り上げるシステムを垣間見れるのも嬉しいです。

村上隆『五百羅漢図展』_1234

村上隆『五百羅漢図展』_937

村上隆『五百羅漢図展』_5010

 
その他にも、平面はもちろん立体作品に含まれる、村上さんの思考の
歴史を辿れる作品がいっぱい観れて非常に満足です♪

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村上隆『五百羅漢図展』_8789

村上隆『五百羅漢図展』_1549

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そして、パワーある大作をいっぱい観た後に登場する小作品。
遠目に見ると『馬鹿』と書かれた二文字の中央にはトホホという表情の
村上さんの漫画風似顔絵。
想いをずらーっと書きなぐられた愚痴という名のメッセージ。
最後の最後にこんなのをもってこられたら胸が熱くなりました。
これは是非観て欲しいです。

村上隆『五百羅漢図展』_4755

 
全ての作品は完成度が高く、絵画とか彫刻を観る美術展というよりは、
プロダクト製品をみてるモーターショーにでも来たような感覚に陥ります。
 
嬉しいことに、今回の展示は美術館なのに写真撮影(スマホ、携帯限定)OKなのです。
 
特に音声ガイドを550円でレンタルして作品の前でじっくり説明してもらうと、
気付かなかった情報も得れて深い気付きに感動しました。
ちなみに、音声ガイドを担当しているナビゲーターは、俳優の斎藤工さんです。
開館から2時間半たっぷりどっぷり満喫しました♪ 
開館前から券売所には列ができていて人気の高さが伺えました。
撮った写真には人が写っていませんが、これはよく行ったモーターショーで行って鍛えた技です(笑)
会期は、2016年3月6日(日)まで。
そして、ラストの土日は、なんと・・・
5日(土)8:00-25:00 
6日(日)8:00-22:00
 という、美術館では考えられないような時間まで開館!!
まだ行ってないという方、もう一度みたいという方、是非最後のチャンスに!!

村上隆『五百羅漢図展』_3634




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