井上裕葵・鵜飼聡子 2人展『ecorche』@CAPSULE


ecorche


井上は主に京都に拠点を置き、絵画の構造を知るために、
手探りなドローイングやタブロー、インスタレーションなどの
制作を行ってきました。
自身の所在・外界との関わりを模索する中で生まれる葛藤、
それを実感するための手段として、絵画という手法を用いてきました。
鵜飼は愛知において、絵画やインスタレーション、様々な手法を用いて
対象が持っている構造を理解するための制作を続けてきました。
両者はこの場所で初めて退治します。対話する中で発見した、
"絵画における皮膚”とそれにともなう“解体作業”という共通項をもとに、
ギャラリー空間を両者によるインスタレーションで満たします。
両者の融合による新たな展開をどうぞご高覧ください。


井上裕葵(いのうえゆき)
1991年 兵庫県生まれ
2016年 京都造形芸術大学大学院芸術表現専攻ペインティング領域修了
主な展示に『予感をたどる』個展/ギャルリ・オーブ(京都)、
『アクセスワール』個展/ギャラリーいのくま亭(京都)などがある。

鵜飼聡子(うかいあきこ)
1990年愛知県生まれ
愛知県立芸術大学大学院油画版画領域在籍
主な展示に『NATURAL TREE』『P⊃un-P』個展/N-MARK B1(愛知)、
『平成センチメンタル』/YEBISU ART LABO(愛知)などがある。


●会期
2016年5月14日~5月29日
土日のみオープン
12:00~19:00

●会場
東京都世田谷区池尻2-7-12 B1F
電話番号:03-6413-8055