西村圭功 個展@イムラアートギャラリー京都


西村圭功

1 of 1 : 西村圭功 2016 ケヤキ、漆 φ90cm
photo by Syoh Yoshida


西村圭功は漆器職人である上塗り師の二代目西村圭功の長男として
京都に生まれました。京都市立銅駝美術工芸高校漆芸科を卒業後、
鈴木雅也氏(三代表朔)に弟子入りし、1994年に家業の跡継ぎとして独立。
2008年に三代目西村圭功を襲名しました。上塗り のみでなく、
塗りの全工程を習得した西村は、「撓め(たわめ)」技法による作品発表
などを通して、漆界の伝統を踏襲しながらも 新たな可能性に挑戦しつつ、
国内外で発表を続けています。

本展では、撓め技法による幅80センチにもなる大作を含む新作3点を展示致します。
紙のように薄いケヤキ材を紐で撓め、漆を吸わせて木地を固めることによって、
元に戻ろうとする「木」の力と、とどまろうとする 「漆」の力の双方が働き、
有機的な形態の作品が出来上がります。 繊蜜にストイックに、手作業で幾度も
漆を塗り重ねては砥ぎ上げるという工程によって作られた作品は、漆黒の鈍い
輝きをまと いながら存在感を放っています。 西村圭功による新作の、
木と漆の力によって生み出される大ぶりな曲線と、塗りと研ぎの繰り返しによって
極められた漆の深み ある艶を是非会場にてご高覧くださいませ。

※11/25(金)~同時開催 昂KOU KYOTOにて、西村圭功漆工房が監修する京漆器
ブランド「天雲-Tenun-」の漆器を展示致します。


 
作家略歴

三代西村圭功(本名:西村 圭)

1966年 上塗師 二代西村圭功の長男として京都に生まれる
1985年 京都市立銅蛇美術工芸高校 漆芸科 卒業 鈴木雅也氏(三代表朔)に弟子入り
1994年 家業の跡継ぎとして独立2003年経済産業大臣指定『伝統工芸士』の認定を受ける
 
展覧会

1992年「京展」入選2004年「光風会京都展」京都新聞社賞受賞
2005年「京漆器展」審査員長賞受賞
「うるおい漆展」知事賞受賞
「光風会京都展」京都新聞社賞受賞
2006年「京都工芸美術作家協会展」京都高島屋出展
2007年「Real Japan」Aossa 福井 制作協力
2008年 三代 西村圭功を襲名 
「うるおい漆展」京都漆器工芸協同組合理事長賞受賞
「ふるし、あたらし、うるし。」ギャラリー H2O 出展
「東西を繋ぐお茶」ギャラリー迦陵頻 出展
2009年 「京漆器展」市長賞
2010年 日本橋三越「京・たしなみ」出品
二人展「楽と漆」 (Espace Culturel Bertin Poiree パリ)
2011年 第62回伊勢神宮式年遷宮 御神宝制作に従事
2012年 智美術館「茶の湯の現代」展 出展
 

●会期
2016年11月25日(金)〜12月17日(土)

 
●会場
イムラアートギャラリー京都
京都市左京区丸太町通川端東入東丸太町31
開廊時間 :火曜日〜土曜日 / 11:00〜19:00
休廊日 :日・月・祝祭日
Tel : 075-761-7372