中原浩大 個展『Educational』@ギャラリーノマル
 

ある国のある時代、ある家庭に生まれ育っていく
一人の子どもが幼い日々に描いたものたち。
ある国のある時代、ある家庭に生まれ育っていく
ありふれた一つのサンプルとして眺めてみる。
ー 中原浩大


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つねに“おもいもよらぬ試み”を仕掛け、美術の枠組みにことごとく
一石を投じてきた中原浩大。80年代から変わることなく真摯に美術と
向き合う姿勢、そして産みだされた作品は、各時代を通してアートシーンに
多大な影響を与え続けています。

2012年に伊丹市立美術館で開催された個展「中原浩大 Drawings 1986-2012:
コーちゃんは、ゴギガ?」、続く13年のギャラリーノマルでの個展
「What do you draw in addition?」では、中原が1980年代後半から現在
までに描いた“ドローイング”に焦点を当て、立体や他作品とは違った
視点からその魅力の深層に迫る試みとなりました。

そして今回、ノマルでの約3年振りとなる展覧会では、さらに年代を遡り、
中原が幼少期に描いた膨大な数の「絵」を本邦初公開、一堂に展示いたします。

今展では1Fのメインスペースで幼少期の作品を展示、2Fレセプションルーム
では大人になってからのドローイング作品を展示することで、時代を越えて
中原の「絵」の遍歴を辿っていただきます。
 幼少期の絵の中でも、年代や描かれた背景によって、様々な表情や時々の
心の機微が読み取れます。また、今展のタイトル「Educational」も当時の
絵を見る上で重要な要素となっています。

このような試みは中原にとって今回が初めて。またギャラリーとしても
前例のない展覧会となります。
まだ誰も見たことのない、中原浩大の基礎となるアートワールド。
大変貴重な機会となります。
ぜひともご取材、ご高覧くださいますよう、よろしくお願いいたします。

 

●会期
2016年12月3日(土)~12月24日(土)
13:00~19:00


●会場
大阪市城東区永田3-5-22
電話 06-6964-2323
13:00~19:00 
日曜・祝日休廊 ¥無料