吉原英里+COOL氏『そこに存在した情景強く存在するモノたち』@Megafoon


吉原英里COOL氏


吉原英里は描く。
人が去った後の情景、残された気配、その空間に漂うドラマティックな世界。
版画とペインティングの技法を使った異素材による表現で、此処ではない何処か、
今ではない何時かへと誘う。

COOL氏は、創る。
モダンでスタイリッシュだけれど、温かくも可笑しみを併せ持つ人物や動物たち。
ただそこにいるだけで、彼らの住む世界、空間のイメージが膨らんでゆく。



吉原英里 Eri Yoshihara

人物を描かず、つい先ほどまで人が存在していた気配を部屋に残されたものの存在で
人間ドラマを表現する吉原英里。此処ではない何処か、今ではない何時かといった異次元への彷徨。
子供の頃から幾度となく繰り返す不思議な次元への旅。

現実世界と創作空間を自由に行き来するために、異素材による制作の探求やペインティングと
版画を併用する技法を生み出しました。

[経歴]
1983 嵯峨美術短期大学版画専攻科修了
1987 ミヤコ版画公募展都賞受賞 都画廊・大阪
1991 ABC絵画イラストコンクール優秀賞受賞 ABCギャラリー・大阪
1997 京展「京展賞受賞」京都市美術館
2003 文化庁平成14年度優秀作品買上げ(文化庁)
2003 選抜奨励賞展(損保ジャパン東郷青児美術館) 2004も出品
2005 震災復興10周年記念展(兵庫県立美術館)
2007 日本版画の粋・現代版画展 福光美術館・富山
2011 第8回,9回(2014)高知国際版画トリエンナーレ いの町紙の博物館・高知
2013 コレクション展2013―春「部屋の中で」和歌山県立近代美術館
2013 新収蔵品展「信濃橋画廊コレクション」兵庫県立美術館

個展1984~(東京・名古屋・京都・大阪・福山・熊本・ソウル・ミラノ等)

[パブリックコレクション]
文化庁・宮崎県立美術館・和歌山県立近代美術館・町田市立国際版画美術館・京都市立芸術大学・神戸アートビレッジセンター・嵯峨芸術大学・ウィル愛知(愛知県女性センター)・兵庫県立美術館 

「水の音」96×63cm エッチング+ラミネート 2014
「水の音」96×63cm エッチング+ラミネート 2014
ミクストメディア「午睡2」90×90cm×3枚組(部分)
ミクストメディア「午睡2」90×90cm×3枚組(部分)
COOL氏

モダンでスタイリッシュだけど、アンティークな雰囲気のある人物や動物たちの作品を展開し続けているCOOL氏。「MODELS」シリーズ「ANMALS」シリーズともに上品な大人の感性とゆとりのある温かな視点で創作されています。

[経歴]
大阪市生まれ、奈良県生駒市在住
2011 COOL氏のペンネームでアーティスト活動を開始
イラスト制作や創作人形づくりに専念
2015 「MODELS」個展(大阪 ART HOUSE)
2015 第10回「人・形」展に「MODELS」出品(東京 丸善 ギャラリー)
2015 「アートストリーム2015」に「MODELS」出品(大阪 大丸心斎橋大丸劇場)
YTV賞(読売テレビ賞)受賞
2015 読売テレビ系番組「クギズケ」の背景に「MODELS」人形5体を常設展示。
2016 「創作人形展」に「MODELS」出品(東京 上野松坂屋 美術画廊)
審査員賞「白白庵(ニュートロン)石橋圭吾賞」受賞
2016 Hello! Art MACHI 2016に「MODELS」出品。(大阪 北梅田エリア)
2016 「MODELS 2」&「ANIMALS」個展(大阪 ART HOUSE)
2016 第11回「人・形」展に 「MODELS 2」出品(東京 丸善 ギャラリー)
2016 「アートストリーム2016」に「ANIMALS」出品(大阪 大丸心斎橋)
2016 読売テレビ系番組「クギズケ」の背景に「MODELS」人形8体を常設展示。


●会期
2017年1月11日(水)~1月24日(火)
11:00〜18:00(平日)、12:00〜19:00(土曜日)展示最終日は15:00まで
休廊日 日曜日 

●会場
Megafoon Art Gallery(メガホンアートギャラリー)
〒553-0003 大阪市福島区福島1-1-17
Tel:06-6341-0115