池永梨乃 個展『りののにわ』@芝田町画廊
いのちの畑 150号
私の絵の中には、身体の一部分、歯茎や植物など、
自然で有機的な造形をしたモチーフが登場します。
自然で有機的な造形をしたモチーフが登場します。
それらは、どんな時代においても私たちの一部であり、
太古の歴史、生命の根源と現代に生きる私たちを繋げます。
太古の歴史、生命の根源と現代に生きる私たちを繋げます。
私たちと自然の関係性において私たちは、真実に導く神の
ように自然に崇高さを求めたり、時に、悪魔のように支配
しようとするものとして闘い、また時に、自然の中に、
自分を見出し、他の何物でもない私たちの素朴さを想起させます。
ように自然に崇高さを求めたり、時に、悪魔のように支配
しようとするものとして闘い、また時に、自然の中に、
自分を見出し、他の何物でもない私たちの素朴さを想起させます。
しかし、先進性を追い求め続けてきた私たちの目の前に、
それらを改めて突きつけられた時、私たちの一部であった
はずの物たちは急に装いを変え、これまでとは違うもの
として迫りはじめます。
それは、普段感じとれないリアリティからもたらされる
違和感が湧き起こります。
それらを改めて突きつけられた時、私たちの一部であった
はずの物たちは急に装いを変え、これまでとは違うもの
として迫りはじめます。
それは、普段感じとれないリアリティからもたらされる
違和感が湧き起こります。
その鋭い痛みを伴う感覚とも言える違和感は、現代を生きる私たち
ゆえに持つ感覚であり、時代性を反映した観念的な世界が広がります。
ゆえに持つ感覚であり、時代性を反映した観念的な世界が広がります。
私の絵は単なる心象表現ではありません。
性別、国境、宗教、アートという枠を超えて、私はこれらの絵を
一つの観念的な世界をただありのままに表現し、また、
ささやかに構築するために描きます。
一つの観念的な世界をただありのままに表現し、また、
ささやかに構築するために描きます。
私たちは、世界を作り、また作られていく一部なのです。
池永梨乃
●会期
2017年3月16日~3月21日
2017年3月16日~3月21日
●会場
大阪市北区芝田2-9-19 イノイ第2ビル1階
電話 06-6372-0007
11:00~19:00(最終日は15:00まで)
水曜日休廊 ¥無料
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