松山淳キュレーション『ひとがた』@KUNST ARZT


【出品作家】
名和晃平、北川宏人、上原浩子、花岡伸宏、木下雅雄、松山淳

 
松山淳キュレーションによる「ひとがた」展を開催します。
松山淳は、仏像の形式で、アイドルや女子高生、謝罪会見といった
現代日本モチーフを、漆芸を駆使して表現するアーティストです。
本展では、工芸にも造詣が深い松山淳が、近年多く見られる
「ひとがた」(人型)を用いて表現する傾向に着目し、
厳選したアーティストと、質の高い「ひとがた」作品群を通して、
その可能性を模索します。
この展覧会を通して、この傾向が「ひとがた」と命名される
きっかけになれば幸いです。 岡本光博(KUNST ARZT)


193-NAWA Kohei

 

近年、日本の人体彫刻に関していえば、明治時代以降に輸入された
西洋彫刻の概念とは別次元の作家が出現している。
また、サブカルチャーとの境目を超えて、人体を模索しようと
試みている作家も現れている。それらの作家は、人体の形を追うでもなく
気配を作るのでもなく、人の形を借りて観念、思考、精神、象徴を
表しているように思われる。それはもはや、人体(じんたい)ではなく
人の形を利用した人型(ひとがた)の現代彫刻群である。
思考が違えば、扱う素材、加工も違う。土を素材としたひとがた、
漆芸でのひとがた、木彫での表現、ケミカル素材での表現。
そこには、イメージだけではなし得ない、物理的に「物」を扱い、
「素材」「重力」と格闘し歩み寄った軌跡が花開いている。
今展覧会は、そのような「ひとがた」を制作している作家を
フィーチャーし、多種多様な表現の相乗効果を期待するものである。
 松山淳(本展キュレーション/美術家)



●会期
2017年4月8日(土)〜 2017年4月16日(日)
12:00から18:00 (最終日17:00まで)
 
 
●会場
京都市東山区夷町155-7 2階 
電話 090-9697-3786
12:00~18:00(最終日17:00まで) 
月曜日休廊 ¥無料