井上有一と創業40年@蔵丘洞画廊
■会場
『 風 』 1968年 146 × 231 cm
無名の個性的な芸術家に魅せられ、彼らを世に出すことが時代を
創ることと信じ、40年に亘り応援してきました。
創ることと信じ、40年に亘り応援してきました。
一方美術の歴史深い此の地では画壇のヒエラルキー、権威を重んじた
時代が長く、画廊は両極端の分野を取り扱いながら、プライマリーな
彼等も同じ土俵に居て、私たちの将来へと繋がっていることを示すと
いう運営でありました。
時代が長く、画廊は両極端の分野を取り扱いながら、プライマリーな
彼等も同じ土俵に居て、私たちの将来へと繋がっていることを示すと
いう運営でありました。
美術の分野に拘らないで、作家本位で扱うようにしていましたが、
当初から所謂教育的な”書道”分野には興味を持てず、対して前衛的な
有一の仕事は目に焼きつくものがありました。
しかし彼との関わりは遠いままでした。
当初から所謂教育的な”書道”分野には興味を持てず、対して前衛的な
有一の仕事は目に焼きつくものがありました。
しかし彼との関わりは遠いままでした。
油彩画家で知られる須田剋太は曹洞宗の道元の教えに学び、
有一の親友でした。
彼は画家としてだけでなく書も同根とした人で、剋太作品のコレクションを通じ、
徐々に有一作品と縁が出来るようになりました。
有一の親友でした。
彼は画家としてだけでなく書も同根とした人で、剋太作品のコレクションを通じ、
徐々に有一作品と縁が出来るようになりました。
また近年ふとした縁から有一作品との本格的な出会いが生まれたことで、
コレクションが叶い、画廊40年の節目ということで、既成概念にとらわれない
美術の発見を紹介してきた姿勢に沿うものとして有一再考の狼煙を上げることにしました。
コレクションが叶い、画廊40年の節目ということで、既成概念にとらわれない
美術の発見を紹介してきた姿勢に沿うものとして有一再考の狼煙を上げることにしました。
無名の書道家が、前衛というひとつの時代の象徴となり、歴史を創ると云うことが
起こるのが美術の世界です。此を世界の遺産とする行為に、今を生きる私たちが
コレクターと共に関わることに幸せを感じます。
起こるのが美術の世界です。此を世界の遺産とする行為に、今を生きる私たちが
コレクターと共に関わることに幸せを感じます。
■会期
2018年4月7日(土)~4月28日(土)
2018年4月7日(土)~4月28日(土)
会期中無休
10:30〜18:30
■会場
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