竹本伊久美 個展『ヌーデール』@KUNST ARZT
竹本伊久美は、ユーモラスな感性で、
現在における陶芸を考察、表現するアーティストです。
“陶芸/電動ろくろ”を“DJ/ターンテーブル”に見立て、
ニュイブランシュ(2016)では、
キーボード奏者とグダグダのライヴを敢行し、
卒展では、無許可で、20か所ほどの大学内の灰皿を
すべて自身の陶器に置き換えて、
たばこの火を消す行為の痕跡を作品化した
「けむりのUMAみ(2013)」
(残念ながら、京都市美術館での卒展においては、
教授の判断で、強制的に吸殻などを廃棄させられ、
消臭剤まで吹き付けさせられた)など、
斬新な表現を続けています。
(Kunst Arzt 岡本光博)
昔からあって、おそらく未来にもあって、どこにでもある。
かたちを変えたり変えられたりしながら、
人間の生活も行動も変化させていく素材だなぁ、
すごいなぁ、強いなぁ、という気持ちで土のことを見ています。
竹本伊久美(たけもといくみ)
1988年 大阪府岸和田市生まれ
2012年 京都市立芸術大学工芸科 陶磁器専攻 卒業
2015年 京都市立芸術大学大学院 陶磁器専攻 卒業
個展
2013年 日々のうにゃうにゃ / KUNST ARZT
2016年 デケデケどんキュ / DEKE DEKE dumb Q
KUNST ARZT
グループ展
2010年 LOVE THE MATERIAL XI / Pepper's Gallery(東京)
2010年 京都同時代学生陶芸展 / 立誠小学校 (京都)
2010年 LOVE THE MATERIAL in NY / the RED threads(NY)
2011年 おてててん /ギャラリー集(京都)
2012年 京都市立芸術大学制作展 / 京都市立美術館
2012年 京都同時代学生陶芸展 / 立誠小学校
2013年 Colors of KCUA 2013「BRIDGE 作家と素材間」
/ @KCUA (京都)
2013年 尺とり遊び / 祇をん小西 (京都)
2013年 わん・碗・ONE展 / 京都陶磁器会
2014年 京都市立芸術大学制作展 / 京都市立美術館
2014年 連なる / 京都陶磁器会館
2015年 イメージの源流 妖怪展 / 京都高島屋
2015年 イメージの源流 妖怪展 京都高島屋
2016年 イメージの源流 まつり 京都高島屋
2017年 イメージの源流 ―五行思想― 京都高島屋
●会期
2018年6月19日(火)〜6月24日(日)
12:00〜18:00 (最終日17:00まで)
京都市東山区夷町155-7 2階
電話 090-9697-3786
12:00~19:00(最終日17:00まで)
月曜日休廊 ¥無料
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