宮田彩加 個展『この視点』@コウジュコンテンポラリーアート


宮田彩加 個展 この視点
     サーモングラフィ/ 約171×50 cm/ 2018


手刺繍・ミシン刺繍にオリジナルテクニックを用いた
独自の制作手法で制作活動を行なっています。
プログラミングされた刺繍データに意図的にバグを起こし、
予測不可能なアクシデントから生まれた糸の層の歪みをみせる
「WARP」シリーズや、支持体の布を用いずに糸の結び目のみで
構成された「Knots」シリーズなど、エラーという失敗の
行為から新たな価値観を生み出します。
 
2017年には、広島市現代美術館にて行われた特別展に参加。
国内問わず海外からも高い評価をうけ、いま注目される
若手アーティストの1人です。
 
本展覧会タイトルでもある「この視点」とは、「“個”の視点」
でもあり、「“孤”の視点」でもある、と宮田は言います。
刺繍という行為を細胞の増殖と捉え、動植物を中心とする
モチーフのもつ生命力を一針一針の集積により可視化し、
時間の流れをも落とし込んでいます。
●会期
2018年7月7日(土)~8月4日(土)
休廊日: 日・月・祝
入場無料


●会場
京都市中京区丸太町通寺町西入毘沙門町557 江寿ビル
営業時間 :13:00〜18:00
日・月・祝 休廊
TEL: 075-256-4707