服部正志 個展 『1○○×1○=1○○○』@YOD Gallery


服部正志 『1○○×1○=1○○○』


服部正志は、人と人のコミュニケーションのあり方を探り、
様々な素材の立体作品でそれを表現している。
色々な方向から人を観察し模索する中で、「ヒト」という
モチーフをアイコンとして用い、誰もが経験したことのある
思い出と五感を調和させることで、新たな「オモシロイ」を
生み出したいと考え制作している。
その表現は多岐にわたり評価され、今回の第22回岡本太郎現代芸術賞
でも入選している。

今展は、服部が10年間一貫して制作してきた「100シリーズ」を
振り返る「記録展」となる。
弊廊は10周年を迎えた今年、100シリーズの制作も同じく10年目を迎える。
服部の100シリーズとは、子供達でも見て触って楽しめる作品を、
アートフェアという現場で発表したいという思いがきっかけで、
アート大阪で毎年発表されているプロジェクトである。気軽に楽しみ、
身につけ、持ち歩ける形の作品で、シリーズを集めて合体して
楽しめることにも心がけている。組み合わせにより、自分だけの作品
として作り収集することができる。

展覧会のタイトル『1○○×1○=1○○○』は10年間制作されたプロジェクト
作品の数を示しながら、小さいことが積み重ねれば大きな力になることも表す。
このプロジェクトを振り返った服部自身は、その驚きと感謝を伝えるために、
今展で10年積み重ねてきた作品を一斉に展示し、10年分の「ありがとう」を
表現し観覧者に届ける。その記録を編集した特別本も10冊限定で展示販売を
予定している。またオープニング初日には、YOD Gallery設立当初のディレクターで
服部を見出した山中俊広氏(インデペンデントキュレーター/the three konohana 代表)
を招き、服部と石上良太郎(YOD Gallery 代表)の3者で、この10年間を振り
返ったトークイベントを開催します。


●会期
2018年12月22日(土) 〜2019年1月19日(土)
12:00~19:00    休廊:日曜日

★正月休(2018年12月29日〜2019年1月6日)
 

●会場
大阪市北区西天満4-9-15  第一神明ビル1階
TEL: 06-6364-0775