原田武 金属造形展『懐かしき視線』
@あべのハルカス近鉄本店アートギャラリー



鍛金や彫金、象嵌などの技法を駆使し、私たちが年を重ねるにつれて忘れがちな、
身近な小動物が営む景色を表現しております。
Tokyo MidTownや、イギリスで開催されたコンペティションでも受賞し、
海外のアートフェアでも発表を続ける作家のカ作20余点を展示いたします。
 
原田武 懐かしき視線
      「クロアゲハ」 H340 W340 D60

子供の時には身近で何気ない所に関心を持っていました。
そして何気ない所から発見をして喜びを感じていて、例えばアリの行進を発見し、
時間を忘れて観察をしたこともありました。
年を重ねていくにつれて、そうした発見や感動はしにくくなっていきます。
そうして、何気なく注意して日常を歩くことがなくなっていきます。
そういった日常の中にある何気ない所や、気づいていない所にも、美しく楽し
いものがあるという所を伝えていきたいです。
また、素材を限定することによって得られる表現を目指していて、
オリジナル技法も開発しながら、色も金属の化学変化で発色させることによって
表現しています。形や表現だけでなく、金属らしからぬ質感、
逆に金属だからこその質感も見て頂ければ嬉しいです。




原田武(はらだたけし)
1984年 愛知県生まれ
広島市立大学大学院芸術学部造形計画専攻金属造形分野修了
EAST-WEST Art Award Competition 2011 Encouragement Prize (ロンドン)
Tokyo MidTown Award 2014グランプリ
University of Hawai'i アートプログラム参加
岡本太郎現代芸術賞入選
ARTEXPO2008 IN NEW YORK、ART TAIPEI など海外アートフェア出品
 
 

●会期
2019年3月13日(水)~3月19日(火) 

【作家来場日】3月13日・16日・17日


●会場
あべのハルカス近鉄本店 タワー館11階 アートギャラリー
10:00〜20:00 ※最終日は17:00まで