高瀬栞菜 個展『まひるののこりもの』@ギャラリーモーニング
展覧会名の「まひるののこりもの」は精神科医フロイトの「夢は昼間の残り物である」
という言葉から取ったものだ。
フロイトが言うには、その人の頭にある1日で表の世界では昇華しきれなかったものが
残りものとして、夜の夢の中という裏の世界で現れるらしい。
という言葉から取ったものだ。
フロイトが言うには、その人の頭にある1日で表の世界では昇華しきれなかったものが
残りものとして、夜の夢の中という裏の世界で現れるらしい。
私は日常の中で出会ったモノやコトを日々メモに残し、その言葉を基盤にして画面を
作っていく。
その過程は、まるで自分が昼間に体験したことが夜眠っている間に別の形として現れる
「夢」のようなものだと感じている。
メモには残りものと呼ぶような昇華不良に終わってしまったものや、自分の中の悲しみや痛み、
メインを張れないサブストーリーなども記録している。
それらを絵画という特別な空間に取り上げることによって、基盤にしたメモから離れた
新たな世界を構築し、その独自の世界から現れる不思議な物語を探っている。
高瀬栞菜
作っていく。
その過程は、まるで自分が昼間に体験したことが夜眠っている間に別の形として現れる
「夢」のようなものだと感じている。
メモには残りものと呼ぶような昇華不良に終わってしまったものや、自分の中の悲しみや痛み、
メインを張れないサブストーリーなども記録している。
それらを絵画という特別な空間に取り上げることによって、基盤にしたメモから離れた
新たな世界を構築し、その独自の世界から現れる不思議な物語を探っている。
高瀬栞菜
■高瀬栞菜(たかせかんな)
1994 大阪府生まれ
2014 京都市立芸術大学美術学部 入学
2018 京都市立芸術大学美術学部油画専攻 卒業
京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻 入学
展覧会歴
2019 京都市立芸術大学2018年度作品展(京都市立芸術大学)
グループ展「From the Youth」(青春画廊千北)
個展「みにおぼえのないはなし」(京都市立芸術大学小ギャラリー)
2018 京都市立芸術大学2017年度作品展(京都市立芸術大学)
2人展「あうん9℃」(京都市立芸術大学小ギャラリー)
グループ展「3人展」(soleil cafe)
2017 京都市立芸術大学2016 年度作品展(京都市立美術館)
グループ展「slap happy」(ぎゃらりぃ西利)
キテミテ中之島(京阪中之島駅)
2人展「あうん8°C」(京都市立芸術大学小ギャラリー)
2016 京都市立芸術大学2015 年度作品展(京都市立美術館)
グループ展「油画とオンナの七日間」(ぎゃらりぃ西利)
2人展「あうん7°C」(cumono gallery)
2015 京都市立芸術大学2014年度作品展(京都市立美術館)
グループ展「カドデ」(ぎゃらりぃ西利)
受賞歴
2018 京都市立芸術大学2017年度作品展 同窓会賞受賞
●会期
12:00~18:00
●会場
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