矢原繁長 展@川田画廊


スクリーンショット 2020-09-18 14.25.53



矢原繁長は現代美術家である、と同時に詩人でもあります。
関西大学で法学を学びながら、芦屋市展などに出品。
2007年・2011年に兵庫県展・彫刻立体部門で兵庫県立美術館賞を受賞、
2010年には同部門にて大賞を受賞しています。
また、美術家としての活動だけではなく、
装幀の仕事に就き、その延長線上で書いた文章が評価され、
2011年には、神戸新聞文学詩部門で、年間最優秀賞を獲得しました。

このことをきっかけに、
美術とは別に表現していた「言葉」を用いた美術作品の制作が始まりました。
本展のテーマとなる「詩集封印」は、矢原自身が紡いだ詩集に杭を打ち付け、
金属で覆い、まさに「封印」しています。
近年では、SNSの発展により、文学あるいは詩の成立基盤は失われています。
矢原は詩集を封印することで、言葉の「存在」を際立たせ、
そこに人為の及ばぬ崇高な「美」を示したのです。
本シリーズを代表に、詩人としての特性をいかした思索的な作品は、
他にはない鑑賞体験を私たちに届けてくれます。
さらに、2019年にはアート台北にも出品し、
国内だけでなく、海外での評価も高まっています。

本展では、新作を含め20点を出品予定。


矢原繁長(やはらしげなが) 
1960年 愛媛県生まれ
    関西大学法学部卒業

【絵画 立体 / 日本】
 吉原治良賞美術コンクール展(1991・2001)
 青木繁記念大賞展(2001)
 昭和シェル石油現代美術賞展(2001)
 トリエンナーレまくらざき(2002)
 現代日本絵画展(2004)
 池田満寿夫記念芸術賞展(2006)
 富嶽ビエンナーレ(2007)
【絵画 / 海外】
 ARTEX PARIS(1996 / Paris)
  世界100人の芸術家による「ピースアートポスター展」(2002 / NY)
  KUNST RAI ART  (2019 / Amsterdam)
  Infinity Japan Contemporary Art Show(2019 / 台北)
【個展】
 甲南大学ギャラリーパンセ(2012)
 関西大学博物館(2015) 他多数

 
●会期
2020年9月26日(土)~10月10日(土)
10:00~18:00
休廊: 水・日・祝 ※ 9月27日(日)は営業

作家在廊日
 9月26日(土)、27日(日)各日14:00~17:00 
 

●会場
〒658-0081
神戸市東灘区田中町1-13-22-102号
TEL:078-451-1154