高木智子 個展『繰り返し帰路|On the way home』@コウジュコンテンポラリーアート
 

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高木智子は2015年京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程修了。
以来、主に日本国内や台湾などを中心に数々の展示に参加してきました。
高木は日常生活の中で出会った違和感のあるモノや光景を写真で撮り貯め、
ビビッドで多彩な色彩感覚と独特な質感を持つメディウムでキャンバスに描き起こします。
様々な色の対比の連続と大胆な筆致によりモチーフ自体のちぐはぐさを強烈に増幅させつつも、
対象物の選択の妙によりどこか温かみのある画風が特徴的です。

 前回の個展では、別府や台湾など出先で見つけた変なモノをメインのモチーフとして
いましたが、「繰り返し帰路」と題された本展は、その名の通り高木自身が通い慣れた
家路の中で出会ったオブジェクトを描き起こしています。
今までは繰り返し何枚も描き続けることで、違和感との距離を縮めてきた高木でしたが、
今回は家路のなかで対象物を繰り返し「見つめる」ことでどのようにキャンバスに
描き起こすかが自然とわかるようになったと、高木は語ります。

 本展は、基本的なスタイルはそのまま踏襲しつつも新たな視点で構築された
モチーフの作品を中心に、新作十数点で構成されます。
 
 
★コロナ感染防止の観点から、展覧会は完全予約制で公開いたします。

 

●会期
2020年10月3日(土)~11月7日(土)
13:00〜18:00 
日・月・祝日休廊


●会場
京都市中京区丸太町通寺町西入毘沙門町557 江寿ビル
営業時間 :13:00〜18:00
日・月・祝 休廊
TEL: 075-256-4707