生熊奈央 個展『遺物奇譚』@不忍画廊


生熊奈央 遺物奇譚



奇怪なハイブリッド動物が、
妖しく繁茂する幻想植物群が、
魔道士を思わせる暗鬱な奇人怪人がせめぎあい、
渾然一体となって、不穏なカオスが息づきはじめる。

魔道士の秘術なのか、
そこに棲息する者らは半睡のまま、永久に彷徨うかのよう…

闇に闇がぬり込められ、
漆黒の極みに戦慄美が懐胎される。

版刻の黒/白が紡ぎだす悪夢は深められて、
しだいに恍惚の境地と重なりあうだろう。


── 相馬俊樹『 生熊奈央 詩的評論 』



生熊奈央(いくまなお) 
1988年、静岡県生まれ・在住。多摩美術大学版画専攻卒。銅版画家・ホラー漫画家として国内外に多くのコアなファンを持つ。不忍画廊で初個展となる今展では、緻密な銅版画(エッチング)を始め、昨年から始めた陶・染付作品や紙粘土による立体などを出品いたします。
 


●会期
2023年8月5日(土)~8月19日(土)
12:00〜18:00


●会場
不忍画廊
東京都中央区日本橋3-8-6
Tel. 03-3271-3810
12:00~18:00
休廊:月曜・火曜・祝休廊